ストレスについて
快いストレス・不快なストレス
ストレスには快いストレスと不快なストレスがあります。ストレスとは、さまざまな刺激によっておこる体の防御反応のことで、ストレスは、全て悪いものだと決めつけている人がほとんどでは、ないでしょうか?
しかし、快いストレスもあります。例えば、Aさんがスポーツをした後は、体は疲れるけど快い満足感があって、Bさんは、ただ疲労感だけが残り不快感だけが残ってしまいました。同じことをしていても、人それぞれストレスの感じ方など違います。
快いストレスでも状況が変われば不快なストレスになります。また、逆もあります。私たちのまわりは、ストレスになるこが、あちらこちらにあります。 私たちは、ストレスと付き合いながら日々暮らしています。時には、腹がたったり、悩んだりもしますが、人間の成長の一助になることもあります。
ストレス耐性
ストレスへの耐久力は人により差があります。我慢できる力をストレス耐性といいます。ストレス耐性が強い人は、重圧があっても、よい刺激と受け取ります。ストレス耐性が弱い人は、重圧があると負担と受け取るために自律神経失調症になりやすくなります。
ストレスを受けると脳へインプットされて視床下部から各器官へ指令をだします。ストレス耐性が強い人は、刺激を受けても器官に悪い影響はあらわれま せん。ストレス耐性が弱い人は、刺激からの情動を必要以上に抑制してしまい意識過剰になってしまい、体の各器官へ情報を伝えるシステムがうまく作動しなく なります。
ストレスの感受性の違いによる症状の個人差
ストレスによっておこる症状も人によっては平気なこともあります。健康な人でも頭痛やめまいなど時々あったりし、日常生活に支障のない程度でそのうち症状がなくなるなら、あまり心配はいりません。
しかし症状が頻繁におこって日常生活に支障があるなら自律神経失調症かもしれません。また、同じような症状がおきても気にならない人もいれば、つらくてつらくて我慢できない人もいます。
この違いは、体質や性格などが原因となっているストレスの感受性の違いなどからくるものです。
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自律神経のリズム
私たちが昼間活動しているとき盛んに働いているのが交感神経です。夜になって眠るときに副交感神経が活発に働きます。季節では、夏は副交感神経が活発になり、冬は交感神経が活発に働きます。特に季節の変わり目は微妙で自律神経は、さまざまに作用されてしまい体調も変化しやすくなります。
特に季節の変わり目は微妙で自律神経は、さまざまに作用されてしまい体調も変化しやすくなります。
女性にとっては、性周期がかかわってきます。月経から排卵日までは副交感神経優位になり、排卵日から月経までは交感神経が優位に働きます。自律神経には、リズムや周期などがあると考えられているので、体内のリズム(バイオリズム)を乱さないようにすることが大切です。
本性神経と自律神経バランスが大切!
本性神経は、脳からの指令で行動します。耳や目などに知った刺激を脳へと情報として送ります。自律神経は、無意識に働き脳からの指令で反応します。 また、外部からの刺激やショックで作用して脳へと情報を送ります。本性神経と自律神経が、日常生活を送る上で、バランスよく働けば体は正常に機能します。
呼吸は、眠りについてるときも続けていられるのは自律神経による無意識の働きでが、深呼吸をしたり意識して止めたりすることもできます。これは、本性神経の働きです。このように、器官によっては両方の働きを受けているときもあります。
本性神経は全ての動物が持っていますが、自律神経は高等動物になるほど自律神経の重要性が大きくなります。人は、本性神経、自律神経のコントロールがうまく作用しなくなると、体の内外部からの情報、刺激による反応が十分に働かなかくなります。
これが、自律神経失調症を引き起こすことになります。
自律神経のバランスが崩れると・・・
自律神経のバランスを保つには、生活のリズムを保つことが大切で生活のリズムが崩れると交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいきません。自律神経のバランスが崩れるとホルモンの分泌にも影響します。
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